IE8 の正式版が 20 日未明にリリースされた。リリース直後は、マイクロソフトのトップページにはダウンロードへのリンクも何も用意されていなかったが、昨日になって漸く日本語版の案内がトップページの中央に掲載されている。先程、覗いてきたのだが、そこには何ともマイクロソフトらしい、「我田引水の極み」としか言いようのないものまで用意されていた。
「本当の速さ。それは・・・・」と云う意味深なキャッチは、まぁ勝手なのだが、問題は「パフォーマンステスト」の内容だ。あまりにもアンフェアな組み合わせで、その上にあまりにも調子の良い言い分のオンパレード・・・・・こんな風に。
【何故か競争相手は古いバージョン】
競争相手に選ばれたのは Firefox 3.0.5 と Google Chrome 1.0 。いつ計測したのかは知らないが、リリース前だから IE8 は勿論、製品候補版。だとすれば、Firefox は 3.5β3 が公開されているし、Google Chrome には dev. channel の 2.0.170.0 がある。自分だけはバリバリにチューンナップしておいて、相手は「お古」。これはあまりにも片手落ちな選択だ。
【0.02 秒差を誇示したり、貶したり】
で、その競争結果はどうだったのかと云うと・・・・、これがもう手前勝手と云うか調子が良いと云うか、如何にもマイクロソフトらしいと云うか(笑)。
google.com のトップページへのアクセスでは IE8 が Firefox 3.0.5 よりも 0.02 秒速くて一位。すると大げさにその速さをアッピールしまくり(笑)
続く Yahoo.com へのアクセスでは Firefox 3.0.5 がこれまた僅か 0.02 秒速くて一位に。すると「僅か 0.02 秒なんて瞬きするよりも小さい差だ。取り上げる事自体がおかしい」みたいに貶しまくり。
そして最後の Live.com 。今度は IE8 がまたまた僅か 0.02 秒差で一位(二位は Firefox 3.0.5)に。そうすると「やっぱり一番速いのは IE8 だ」と、ついさっき「僅か 0.0.2 秒差などどうってことない!」と云ったことをすっかり忘れて自慢たらたら・・・。
で、結論、
IE は IE でしかなかった!




